2023/01/18 (水) 「そばかす」@リーブル梅田 & フォト日記
「ドライブ・マイ・カー」で無口なドライバーを演じた三浦透子はキャストされてから、
運転免許、それもマニュアルシフト、を取得したのだそう。
もの静かで、なにやら過去があり、運転技術に優れているという役柄をうまく表現していた。
その三浦透子が主演の映画「そばかす」を観た。
リーブル梅田、平日の14時30分の回だったが、一日一回上映なのか、そこそこ客が入っていた。
他人に恋愛感情を抱かない女性が周囲と向き合いながら自分自身を見つめる姿を描いたドラマ。
30歳の蘇畑佳純(そばたかすみ)は物心ついた頃から恋愛がよくわからず、いつまで経っても恋愛感情が湧かない自分に不安を覚えながらもマイペースに生きてきた。大学では音楽を志すも挫折し、現在は地元のコールセンターで苦情対応に追われる日々を送っている。妹が結婚・妊娠したこともあって母からは頻繁にプレッシャーをかけられており、ついには無断でお見合いまでセッティングされてしまう。そこで彼女が出会ったのは、結婚よりも友だち付き合いを望む男性だった。
「ドライブ・マイ・カー」の三浦透子が主演を務め、中学時代の同級生を前田敦子、同僚を北村匠海、妹を伊藤万理華が演じる。「his」のアサダアツシが企画・脚本を手がけ、劇団「玉田企画」主宰の玉田真也が監督を務めた。2022年製作/104分/G/日本 配給:ラビットハウス
「わたしは男でも女でも、他人に対して恋愛感情を持てないんです」
という主人公のある意味、これって恋愛映画なのかも と思った。
これはおそらく脚本なのだろうけど、その主張、その台詞が何度となく主人公から
発せられるのが、ちょっとクドイ感じがして、逆に勘ぐってしまう。
それはこの京都ドーナツクラブでDJの野村雅夫さんも指摘している。
舞台は静岡県の浜松市あたり。
主人公の家族はみんな方言を話していて、こういうの好きです。
女性にいつも誰かに恋してたり、いつも彼がいる恋愛体質(?)の人がいる。
男性にだってその手の人もいるのも知っている。
自分は…まったく違った。
若い頃は自意識が強くて、余計にその傾向、非恋愛体質が強かったと思う。
この映画の主人公のように「ずっと独りで生きていく」つもりだった。
ただ四十の声を聞いた頃、ひとりの部屋で朝目覚めたとき、あるいは山のテントの中で
真夜中に本を読んでいてふと寂しくなったのを憶えている。
真性の非恋愛体質ではなかったのだろう。(笑)
結婚した相手もたぶん僕以上に反恋愛体質で四十前まで独身独り暮らしだった。
主人公佳純が好きな映画は「宇宙戦争」
トム・クルーズが一般人の役で、何かから逃げて走るまくるのが好きだという。
映画のラスト、主人公の佳純が衝動的に走り出す。
でも、これって 恋じゃないの?って思ってしまった。
チェロ奏者として食べていけなかった。
故郷へ帰り、最初はコールセンターで働きストレスをため、のちに保育園で働く。
エンディングで主題歌が流れる。
クレジットに 歌 三浦透子 とあって驚いた。
歌姫的な派手な歌唱ではないけど、ミュージシャン出身?って思うほど上手い。
今風なのだろう。
いまの俳優さんはみんな歌が上手いな。
吉永小百合が不憫に思える。
メイキング映像、髪をうしろでくくると別人だ。
以下、フォト日記です。
2023/01/17 (火) 28年目の空は青かった & フォト日記
1月17日、この日は震災当時に住んでいた武庫川レインボー団地へ行こうと決めていた。
出勤前、ロードバイクで寄り道して、団地周辺を流した。
築50年近くになるであろうマンモス団地、おそらく外壁を塗り直したのだろう。
僕が住んでいた当時より淡い色合いになっていた。
昼過ぎの時間帯だったので人影まばらで、なんだか緊急事態宣言下のようだった。
日々の記録はこちら。
以下、フォト日記。
2022/12/09 (金) こんな偽サイト ひっかかる奴なんかおらんやろ…
ここにおった…。
「他人に起こることは自分にも起こる」
ということを頭では理解しながらも、「まさか自分には……」と、甘く考えている。
「そんなことでたまされる奴はおらんやろ」と常々思っている。
自分はあり得ない、と確信している。
だまされるのは自分ではない、と。
恥をしのんで記しておく。
去年12月、ネットでレコードの交換針を注文した。
LIN専門店というサイト、これが詐欺(偽装)ショップだった。
詐欺だと疑われるいくつもの事象、いくつもの記述があった。
普段なら見過ごすことのないそれらをなぜか全てスルーした。
結果、7300円をだまし取られた。
いま思えば販売サイトの仕様そのものが怪しい。
え? と思われた最大のポイントは…
支払い方法が自動的に銀行振りこみになっていたこと。
注文はクレジットカードにしたはず。
そういえば初めてのサイトなのにクレジットカードのチェックがなかった。
普通なら注文した時点で決済されるはずだ。
その案内が届くと思っていたが…。
メールが届いた。
その文面がこれ。
現在キャンペーン中、
決済方法(先払い)について銀行でのお支払いになります。
他の支払いは一時ご対応できません。決済方法:(銀行振込)
銀行名:ゆうちょ銀行
支店名:〇六八支店(店番068)
取引種類:普通
記号番号:10630-50070751
囗座番号:5007075
口座名義:グエン テイ ロイ
この時点で、なぜスルーしたのか?
「もしかしてこれって……」
という疑いの気持ちを流してしまったのが何故か?
今でも魔が差したとしか思えない。
口座名義がベトナム系の個人名であることもちょっと気になったが…。
振り込んでしまう。
振りこみ手数料が無料だった。
ああ、これがキャンペーンか、と得心した。
でも、後にこれは僕の銀行口座側のキャンペーン期間だったことを知る。
(クレジットカードの情報を入力してたらヤバかったなと思った)
振り込んだ翌日にこんなメールが届いた。
この時点で やられた! とようやく気づいた。
遅いよね。
ダメだろうな と思いつつ返信した。
案の上、返信はこんな文面だった。
もう関わりたくなかった。
追跡しても逃げられるだろうなとここで諦めた。
最初に書いたことをもういちど書く。
「他人に起こることは自分にも起こる」
ということを頭では理解しながらも、「まさか自分には……」と、甘く考えている。
「そんなことでたまされる奴はおらんやろ」と常々思っている。
自分はあり得ない、と確信している。
だまされるのは自分ではない、と。
そんな阿呆なやつはおらんやろ?
いました。
それは私です。
何かの拍子で、何かの流れで、ストッパーをすり抜け、落とし穴に落ちてしまう。
“ま、いいか” のすき間をすり抜けると止まらなくなる。
まさか。はあり得るのだ と知ったことで、もう一段階セキュリティーが強化された。
少なくともそう思いたい。
自分は特別ではない
自分は大丈夫ではない
その後、レコード針は島村楽器のサイトで11000円で購入した。
だまされた7300円を加えると18300円の買いものだった。
思えば12000円のものが7300円、価格設定が絶妙だったなと思う。
これが3000円くらいだったら警戒する。
この一件はレコードをいっしょに聴いているヒロには言ってない。
猛省をこめて。
2023/01/16 (月) 3本目のノルウェイ映画&フォト日記
ノルウェーの伝説に登場する妖精トロールを題材にしたアドベンチャーアクション。千年の眠りから目覚めた巨大なトロールによって引き起こされるパニックを描く。メガホンを取るのは『トゥームレイダー ファースト・ミッション』などのローアル・ユートハウグ。ドラマ「フリア ~孤高の潜入捜査~」などのアイネ・マリー・ウィルマン、『キング・オブ・トロール 勇者と山の巨神』などのマッツ・ショーゴード・ペテルセンのほか、キム・ファルク、ガルド・B・アイツヴォルドらが出演する。
ノルウェーの山間部、ドブレ。千年にわたって眠っていたトロールが目を覚まし、破壊の限りを尽くしながら首都オスロに向かっていく。伝説上の妖精に過ぎないと思われていたトロールの出現とその被害の大きさに成すすべがない首相は、ある古生物学者を科学顧問に任命して対処にあたらせる。古生物学者は、大惨事を阻止する方法を探す。
Netflixで「トロール」を観た。
おそらく生涯3本目のノルウェイ映画。
最近ではフィヨルドの町を襲う大津波のパニック映画だった。
今回の「トロール」は怪獣パニック映画のジャンルだろう。
いつか行きたいノルウェイ王国、その美しい自然が堪能できただけでも儲けもの。
トロールに襲われるのがリレハンメルの遊園地、リレハンメル五輪!
リレハンメルは人口25000人ほどの都市。
日本で言うなら
1994年、かつてはオリンピックも人口500万の小国で開催出来たのだ。
すでに30年近く前、ジャンプ団体で原田が失速した大会。
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