ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2019/8/31 Sat. 夏の背中

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朝食からフレンチ!真鯛のムニエルか、ポアレか? 小麦粉使ってるからムニエルだそう。

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フレンチはメインだけであとは純和風、汁ものはアオサの赤だし

雨が降ったり止んだりの八月のつごもり。

きょうは家でのんびりする。

肩のコリがひどいのできのう駅前でビラをもらった「やわらぼ」をネット予約する。

ストレッチとマッサージのセットメニューで4800円。

今月はなんやかんやと出費が多かった。

先月はちょっと無理して60000円ほどへそくり出来たけど今月は10000円のみ。

飲食費が1.5倍から2倍(これは多過ぎる)

他には大山への往復交通費、福井の宿泊費、前半の医療費、など。

やっぱり問題は飲食費、2万円台にしたい。

月に2度ほどのプチ贅沢で1万くらい。

その他はつつましく一日1000円以下で楽しめるようにマインドセットをしたい。

 

予約していた4時前、雨が強くなり「やわらぼ」まで歩く。

往復1時間のウォーキング。

帰りは雨が上がり、ヒロに借りた傘を忘れてきた。

自転車で取りに行く。

結構な運動になった。

 

10年前に購入したキャノンのHDビデオカメラをメルカリに出品する。

買ったのは2009年の9月10日、おそらくびわ湖駅伝の合宿取材で使うためだった。

当時まだ日本橋が電気街として機能していた。

小さな卸問屋みたいなとこまで行って71000円で買った。

shioshiohidaneko.hatenadiary.com

いまはもっと軽くて画質がいいカメラが会社にあるし、A部氏も4Kカメラを購入した。

プライベートで頻繁に使うことがなければ使う時には借りればいい。

1万で売れたら嬉しい。

高画質のスチールカメラの購入費用に充てたい。

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これで大阪マラソンの市民ランナー企画や駅伝の立命館合宿やらを撮りました。

 

ワイドレンズとバッテリーパックをオプションでつけて13500円で出品した。

出品して6時間、まったく反応無し。

高いのかなあ。

それくらいでも売れてたけど1年前の売買だもんね。

 

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キンミヤ焼酎を買ってきて珈琲焼酎を仕込む。

2019/8/29 Thu. 「火口のふたり」18禁映画を観る

朝10時スタートのMOVIXあまさがき、今年20本目の劇場鑑賞です。

客は10人ちょっとだったろうか。

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白石一文の原作、珍しくエリートたちが主人公じゃない「ふたり」だけの物語

原作は読んでない。

舞台は秋田、登場人物はこの二人のみと言っても間違いじゃない。

会話とセックスで進行する。

世界の終わりを予感させる日常。

音楽は下田逸郎。

劇中歌の「早く抱いて」を歌っているのは伊東ゆかり。

スクリーンの中の行き詰まり感、やるせなさ感にピタリと合う。

薄暗い季節に一人旅をしてて、ふらりと訪れた町のどこか懐かしい感覚。

www.youtube.com

 

少し前に見たというH田がLINEで

「笑ってしまうシーンも多くて、思ったよりハードル高くなかったです」と書いてきた。

そう、会話にクスリと何度も笑った。

おばちゃんの笑い声も映画館に響いた。

柄本佑も悪くないけど、やっぱり瀧内公美がいいなあ。

虚無的な無表情も、いらずらっぽい笑顔のどちらもいい。

それでいて地方にいそうなそこそこ美人的な雰囲気もあり。

男っぽい話し方を聴きながら、これって「平場の月」の須藤じゃん、って思った。

「夢みたいことをね、ちょっと」

「話す相手として青砥はもってこいだ。」

「会わせる顔がないんだよ」

みたいな。

予告編のセリフを聞けばわかる。

 

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18禁なんていつ以来だろう? 純文学のテイスト漂うビジュアル。

 

余談だけど、主人公の直子が結婚後の新居にする一戸建てがある。

日本海に面した海辺の洋風住宅。

「中古で500万だったよ」

そうか、地方だとそんなもんなのか。

つい福井の「一戸建て 中古 福井」をググってしまう。

 

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タイトルの「火口のふたり」はこの一枚の写真から。

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「彼女の人生は間違いじゃない」以来、瀧内公美の映画はチェックしている。

とはいえ、映画の主演はこれが3本目か。

NHK「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」では助演として出ていた。

笑顔もいいけど僕は彼女の虚無に惹かれる。

2019/8/29 Thu. リニューアル願望

会社員や公務員じゃないので人事異動という半強制的な環境変化は望めない。

自分から発動したわけじゃないけど新社屋への移転にともなう仕事環境の刷新はワクワクする。

30年間 同じところで仕事してたのだ。

そして、今回で人生最後の職場、最後のリニューアルになりそうだ。

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もともとデフォルトで色がオフホワイトだからこうせざるを得ない

 

きょうは早めに朝食をとり、MOVIXあまがさきで映画を観てから出勤。

現社屋から新社屋まで徒歩10分、歩いて荷物を運びこむ。

京橋のDAISOでマグネットやらホワイトボードやらを買い込む。

さらに無印用品でオフホワイトに合うファイルBOXなどを。

戻って整理。

まだ足りないものが見つかり無印へ戻り買い込む。

こんな作業が楽しい。

新しい町へ引っ越ししたときのようなワクワク感。

思えば今の住まいに越したのが最後だった。

さて、次はどうするか。

僕も、ヒロも、なかなか言い出せずにいる。

なにか圧がないと動かない二人なのか。

ダムに水は溜まっている。

 

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今日はこの道を3回往復した。ケヤキ並木もあと二ヶ月もすれば秋色に染まる

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1997年9月、アラスカのキーナイフィヨルド国立公園で買ったマグ。ずっと会社に置いていた。

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早めの朝食は自家製ベーグル、起き抜けにヒロが焼いた焼きたて

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熱帯果実のジャムをのせて。スープはチキンチャウダー。

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鮨ふじ本、二度目の訪問でした。

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生ビールと日本酒を3種類、鮨は10貫のコース

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きょうは淀屋橋でトークショーを終えた眼鏡堂氏と。ちょっと贅沢して西京焼きから。

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いろいろ食べたけど写真撮るの忘れた。これは太刀魚のにぎり、焼いてます。

ラグビーワールドカップの話、バスケットのワールドカップの話、三井の寿の話。

眼鏡堂氏はワールドカップ期間は忙しくなりそうだ。

その間にマラソンのMGCもあるし、世界陸上もある。

2019/8/28 Wed. 絶好調ではないけれど…。

きのう休養したおかげで今朝は普通。

ゼッコウチョー!といかないのが六十代ですな。

直接顔を合わせたことがないけどA部氏の同期、同世代(ひとつ下)の訃報が届く。

六十代、いつ死んでもさほど驚かれることはない。

生かされて、楽しみを享受できることにきょうも感謝の朝だ。

 

「グレーテルのかまど」だったかで紹介してたレシピらしい。

パッションフルーツがなかなか手に入らないけど程よい酸味がきいてて美味しい。

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朝はフレンチトーストにパイナップル、マンゴ、パッションフルーツで作った熱帯果実のジャム

 

朝から雨。

この先もずっとぐずついた空が続く予報。

九州北部、佐賀県あたりは豪雨被害が出ている。

 

午後から新社屋へ出勤、デスクの整理をする。

極力、デスク上に置くものは最小限にしたい。

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新社屋のマイデスク、白が眩しすぎる。

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半島が左手になるのが使いづらい。引き出しも左、一番上は出し入れが不自由。

 

スポーツクラブのイベント「脂肪買い取りチャレンジ」の最終日。

体脂肪率の減り具合で買い取ってもらい商品券がもらえるイベント。

筋トレもランニングも出来てないから減ってはいないだろうけど今後の戒めのために計測する。

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体脂肪が減って、筋肉量が増えていた!

 

体脂肪率が減っていた!

というけっこうなサプライズでした。

体脂肪は200g減り(誤差の範囲?)、筋肉量は1.8キロ増えた。

体重が1.6キロ増えた分はほぼ筋肉がついたということ。

つまり+1.6キロの内訳は筋肉増加1.8ー脂肪減少0.2=1.6

老人にとっては嬉しいサプライズだ。

でも、努力の実感がないから手放しでは喜べないなあ。

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なんかマッチョな気分である

 

筋肉量が増えた理由として考えられるのは筋トレと食事だろうか。

ランは散歩程度しかしてない。

筋トレは7日のみだし、もし効果があるとしたらプールに入る前にしている筋肉体操か。

腕立てフルレンジで15回、ゆっくりスクワット15回、プランク60秒のメニュー。

でもこれだって月に10日、2ヶ月で20日やっただけだ。

2019/8/27 Tus. 「捨てゲームなんてない」と未来の自分が言う

また同じ過ちを繰り返してしまった。

朝、起きたら何もやる気が出ないくらいに疲れていた。

きのう無駄に夜更かしして。それでも何とか3日間の予定を立てた。

起きたらこんなTO-DOは、瞬殺で無理! と即断。

やらねばならぬ圧もないから気楽なものですが…天気と同じように気分もどんよりする。

 

検証しておこう。

きのう朝から飛び込みの現場取材があった。

なんやかんやでうまくいかないこともあり、それでも何とかやりきり、午後2時に終わる。

西宮北口へ電車で戻り、自転車でJR駅へ。

駅前の吉野家で遅い昼食、生ビールを飲む。

映画「火口のふたり」を見に行こうかなと思ったがやめた。

疲れていた身体にビールがアカンかったのかグッタリ感が増す。

そうなんだよね。

けっこうな脱水状態だった。

終わったあとの水分の摂り方、飲むピッチがちょっとヤバかった。

糖尿病のスイッチが入ったんじゃないか、と思うくらい。

吉野家から自宅へ戻る。

ちょっと冷たい甘みが欲しくなりセブンイレブンに寄って小豆モナカを買う。

この夏はこういう行動もなかった。

去年はあったのだ。

8月終わりから9月にセブンイレブンでアイスバーをよく買って食べた。

このときは今思えばすでに高血糖だった。

夕方4時前に帰宅して畳の上で昼寝を決めこむ。

起きたのは7時前だった。

3時間弱の昼寝。

長すぎる。

夜は眠れない。

就寝は3時過ぎだった。

睡眠時間も短いが、もっと問題は就寝時刻が深いこと。

24時までに寝れば5時に起きてもそんなにぐったり感はない。

でも、3時に寝て8時に起きたら半端ない疲労感が残る。

いや寝たときの3倍くらい。

翌日の午前中は何もやる気が起きない。

要点を上げ検証しておく。

 

1. 脱水に近い疲労があった。

2. アルコールを入れた。

3. 昼寝が長い。

4. 就寝時間が遅い。

 

何が決定打だったのか。

1 は避けがたい。

仕事を続けていたら仕方ないこと。

そのあとの対応が問題で2から4は全てがアウトだ。

飲まずに映画へ行くのもよくなかったかも。

エアコンが効いた空間で疲れていたら眠ってしまうだろうから風邪をひいただろうな。

昼寝が出来る条件ならば1時間以内にして、ぬるい風呂に入って汗を流すべきだった。

2と3をしてしまったとしても4だけは避けるべきだった。

結論は、午前中に疲れてしまったら仮眠は最小限にして早めに寝ること ですね。

そして、高血糖のサインには極力敏感になること。

 

いま、Kindleで読んでいる本「交通誘導員ヨレヨレ日記」、面白く哀しい。

交通誘導員ヨレヨレ日記――当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます

交通誘導員ヨレヨレ日記――当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます

 

この仕事をする高齢者たちは体調管理をどうしてるのだろうか?

マサオのことを想像する。

ぼくの昨日の脱水どころではないだろうと想像する。

 

きょうは捨てた。

そうしよう。

敗北感あり。

おおげさだけど。

別にこれで仕事を首になるわけではないけど。

高齢者ゾーンに足を踏み込んでいつまで同じことやってんだという…ね。

「ああ、今日は捨て日だ」と捨て鉢に言うとヒロが言う。

「そんなん思わんと休養日やと思ったらええやん」

 

ふたりで暮らしてるとたまにこういう利点がある。

だよね、と自分に言う。

想像する。

いつか…一日中いっしょに家にいられる日が大切に思える日がくるかも知れないと。

そう、休養日だと思いましょう。

嫁と一日中いっしょにいたけど世界柔道の中継以外は二人とも別々に3本のそれぞれ映画を見た。

ヒロはWOWOWのホラー映画特集で「ゲットアウト」他2本。

僕はamazonで「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「つむぐもの」「デス・ウィッシュ」

夜にオンデマンドで「吞み鉄本線 日本旅 〜石北本線〜」を観る。

休養日にこれだけ観られたらいいけど、眼は休養させてないわ。

 

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016年12月公開)

なんでこの映画を観たのか?

amazonプライムで観られるリストにあった。

お、小松菜奈か。

そういえば予告編をよく見た記憶がある。

2016年の12月公開だから、その年の秋から冬にかけてだろう。

予告編を見ても観たいと思えなかったカテゴリーの映画。

それでも女優が観たいと思えば観たけど当時は小松菜奈がそれほどいいとは思えなかった。

いまは…お、小松菜奈なんだ、と本編をちょっと見始めた。

電車のシーン、あれ?これ叡電だ。

出町柳行き? 宝ヶ池の駅? 

舞台は京都なのか。

で、見始めてしまう。

 

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彼女の秘密とは?

彼と彼女とは時間の進み方が違う。

彼は通常、彼女(小松菜奈)だけが逆方向。

彼の過去から遡って生きている。

それがわかってもピンとこなかった。

もちろんファンタジー。

SFにしたらかなり無理がある。

切なくするための設定だ。

最初にてをつなぐシーンで小松菜奈が涙ぐむのはそういうことだったのか。

これが最後だった。

つまり出会いのシーンは…。

なんだかなあ、と僕らオトナは思う。

でも、あれ?

これって『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』からインスピレーションを受けてる?

あの映画は過去にだけ(未来は行けない)タイムスリップ出来る家系の男が主人公だった。

その能力を踏まえて、映画の中では 幸せに生きるためのアドバイス が3つあった。


 ・日々を普通に生きること。


 ・つまらないと思った一日があったら、その一日をもういちど振り返ってみること。  
  考え方や見方を変えるとまんざらでもない時間が流れているはず。


 ・未来から来た人間だと思って今を大事に生きること。

 

そう、「未来から来た人間」が小松菜奈だったのだ。

思えば、もし僕が「未来から来た人間」だったら、今日の自分になんて声をかけてるだろう。

病気になって入院してたら、今の境遇をどう思うだろう?

 

「つむぐもの」(2016年3月公開)

これは公開の時に観たかった映画。

舞台が福井、主演がキム・コッピ(「息もできない」)、吉岡里穂も出演している。

このころ、福井在住の宮下奈緖のエッセイを読んでいた。

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キム・コッピはいろんな表情のある女優。

韓国人女優によくある整形美人ではなくてナチュラルなとこがいい。

石倉三郎はこのとき68歳くらいか。

黒光りする瓦屋根の町は和紙の産地 越前市。

武生から東、山の麓あたり。

越前大野や勝山、福井、丸岡、小浜、福井は18きっぷ圏内だしいろいろと行ってみたい。

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3本目はリラックスして観たエンタメ系「デス・ウィッシュ」

久々のブルース・ウィリス主演の復讐劇。

妻と娘を惨殺された外科医、警察が頼りにならない、自ら復讐するべき殺人マシーンと化す。

ウエスタンであり、必殺シリーズである。

底辺に流れてるのはアメリカの自衛武装精神。

でも、これリベラルな民主党支持の俳優だったら断るだろうなとも思った。

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六角精二が石北本線を旅する。

タウシュベツ橋梁跡がいい。

2001年にヒロとこの近くまで行ったけど当時はそれほど知られてなかった。

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石北本線はたぶん特急しか乗ったことがない。

というかほとんど普通は旭川と上川の間しか走ってない。

遠軽、北見、網走は特急停車駅だ。

遠軽あたりの蕎麦屋に行った記憶があるが…。

遠軽の炉端焼きの炙りタコが酒に合いそうだ。

居酒屋 炉ばた(北海道紋別郡遠軽町大通北/居酒屋) - Yahoo!ロコ

上川の生まれてまもない酒蔵や北見の地ビールのビアホールも良かった。

上川大雪酒造株式会社

オホーツクビール公式サイト – オホーツクビール株式会社ホームページ

吞み鉄したいなあ。

いつもながら選曲がいい。

ヘロンというトラッド系のグループ、いつもの下田逸郎。

壇蜜の声もいい。

かわいいなあ。