早朝仕事。
朝6時にiPhoneの囁くようなアラームで起きた。
その前から目は醒めていた。
寝床でそのかすかなアラーム音を確認して起き上がる。
6時半に家を出立し、JR西ノ宮駅へ行く。
Y田の車がない。
LINEには「公園の前に着きました」とある。
きのう、西宮駅で、しかも山側の小さなロータリーですね、と確認したじゃないか!
パパになってもダーヤマはダーヤマですな。
僕が戻るより早いので迎えに来てもらう。
それはともかく、美しい朝だ。
小野ハーフマラソンのスタート会場に到着する。
パラトラの宇田さんのファミリーも到着済み。
信楽からではなく、鈴蘭台の奥さんの実家からだそう。
夏にキッズトライアスロンを走った長男のコタロウくんが男っぽい顔つきになっていた。
「男子三日会わざれば刮目してみよ」ですね。
赤星、浜中、狩野ら阪神OBや現役や元阪神らの選手、ミヤネ、蓬莱、小林祐梨子、
宇田秀生、田中希実の母娘らの招待ランナーも揃い、9時半に突然の号砲でスタート。
先頭集団はもちろん速い。
宇田さんを見失う。
後方から必死で追い上げる。
500mくらいのところで発見、ペースをゆるめてくれてた。
「あれ、塩田さん大丈夫かなって思ってました」
キロ6のペースでもカメラを回しながらフォローするのは1キロももたない。
ゆっくりペースのが逆にしんどいらしい。
ちょっと話を聞いてリリースする。
こっちも限界。
考えてみたら31歳のその世界ではワールドクラスの現役トライアスリートを、
還暦越えたアスリートでもない62歳がカメラを持って撮影するというのがムリ筋。
もちろんペースダウンしてもらうけど、足の運びがおぼつかない。
サッカーやラグビーみたいに後ろ走りのドリルをやらねばと思うが…やったところで。
転倒しなかったからいいけど、マジ危ないですよね。
実際、もつれそうになるし。
何度も痛い目に遭ってるので自重してます。
ご心配なく。
5キロ手前の給水所まで走り待機する。
ハーフの先頭が通過して少しずつフィニッシュ方向へ戻る。
途中で喘ぎながら走るタナカマサヒロを発見!
ミヤネ担当Pも大変だ。
軽やかな足どりで宇田さんが走ってくる。
残り1キロをフォローする。
「来年は本気で走って見ようかな」
僕につかまるまではキロ4ペースだったらしい。
ジョギングはキロ4分半ペースとのこと。