ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2019/3/19 もう春は来ない

ここんとこ老人モードで生きている。

といっても身体は妙に元気なんですが、逆にそれが心配。

疲れないように慎重に生きてはいるけど、こんなの長続きしないと思いつつ暮らしている。

老人性貧乏性は死ぬまで治らないと思う。

 

池内紀「すごいトシヨリBOOK」の冒頭にもあったけど、僕も人生の秋である。

前に当時37歳だったラグビー選手の浜辺和(浜ちゃん)について

浜ちゃんはスポーツ選手として 秋の季節 を迎えている、と書いたことを思いだした。

その翌年に同じ番組(「BRAVO!」)でタウファ統悦(当時26歳)を取材しての感想だった。

統悦は夏だけど、浜ちゃんは秋の季節、だと。

夏だった統悦にも10年も経てば当然のように秋の季節はやってきて一年前に現役を引退した。

そういえば「秋の季節に」というのは当時読んだ後藤正治のエッセイ集のタイトルでした。

白い洗いざらしのシャツが表紙。

秋の季節に 自選エッセイ集

秋の季節に 自選エッセイ集

 

後藤さんは取材者で、秋の季節にある選手というのは味わい深いと書いてたような。

僕も取材者の端くれで、年を重ねるごとにベテラン選手の言葉は味があるという思いが強い。

「すごいトシヨリBOOK」の話からそれてしまった。

その本の冒頭にこうある。

老いた人間に対して、「人生の秋」というのは上手い言い方です。

秋が来れば当然、冬が来る。冬が来たら普通、春が来るわけですが、

老いの非常に残酷な点は、春はもう来ない。

二度と来ないというのが無慈悲なところです。

 その事実を忘れてた!(笑)

スポーツ選手はときに復活するが、人生の秋を過ごしている僕らは決して現役復帰はしない。

いや、細々と現役をやってるけれどかつてのようには、夏のようには戻らない。

それもいいなと思う。

邪念が消えた、と思えば清々しい。

 

朝、というか昼に近い時間にキッチンからいい匂いが流れて来た。

#煮こみハンバーグ #オニオンソテー カレー味 #グリーンアスパラ #プチトマト#優糖星
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編集チェックに出社。

やり直しを入れて再チェックすると6時近くなる。

ジョギングしようと出たらいい具合に夕景が出来上がっていた。

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大阪城ホールへの橋、第二寝屋川が夕日に染まる。

今日はアレキサンドロスというバンドのコンサート。

たまたま1曲知っているけど城ホールでこんなに若者達が集まるバンドだとは知らなかった。

[Alexandros] - ワタリドリ (MV) - YouTube

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今日は大川沿いに天神橋まで往復しました。

大阪の夜景はなかなかのものです。

寝屋川と第二寝屋川の合流地点あたりを歩道橋から撮影。

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同じ歩道橋から西側を撮る。

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天満橋の上から下流を撮る。

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訳あってパスポートを申請する。

前は2004年の1月にとり10年後の2014年に失効したっきりだ。

20代から30代は遊びで、40代は主に仕事でけっこう渡航歴はある。

ところが2007年にウエールズでラグビーW杯を見て、帰路にフィンランドへ行った旅以降はない。

申請には戸籍謄本、運転免許証、失効したパスポートと写真が要る。

写真は自分でデジカメで撮ってもいいけど、パスポート写真は結構うるさい。

いつもの駅前にこれ▼があるのを思いだす。

 

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この手の自販機はどう見積もっても最低25年は使ったことがない。

いまどれくらい進化してるのだろう?

やってみた。

データで受け取ることも出来る。

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ランニングシューズONのホームページにこんな記事があった。

メモ替わりに貼りつけておく。

ロフォーテン諸島は死ぬまでに一度行ってみたい場所。

パスポートとったら計画してみるのも楽しい。

この人もいつか取材したいと思ってて2年以上が過ぎた。