ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2019/2/10 納屋を焼く(韓国版)

いつもより早く起きて、朝活1hをして朝食を食べて9時過ぎに出る。

朝活は、メール1通で終わってしまい、もう一つ決めていたことが出来なかった。

それでも1時間ネットサーフィンもせず、SNSもシャットアウトして集中するのはいい。

時間内にやりきれなくても仕方ない。

やらなかったことに手をつける。

少なくとも1時間は出来る。

少なくともひとつはやれる。

できることの少ない日は、少なくなにかをする。(糸井重里「ボールのようなことば」)

 

すでに昨日ネットで映画を予約していた。

そうしないとまた日和るから。

珍しく TOHOシネマズなんば です。

バラ売りの回数券は廃止されるようだが回数カードは買える。

270円区間を7回使えるハーフを買う。

1400円で7回梅田や三宮へ行ける。

270円区間が200円で乗れる。

5月末まで使える。

 

TOHOシネマズなんばにはまだシネコンになる前、90年代に何度か来た。

当時は南街劇場とか南街東宝とか呼ばれてた会館だった。

当時、取材先のSさんがその映画館に勤めていて招待券を送ってもらってたのだ。

20年ぶりくらいに訪れたけど様変わりしていた。

加えて今日は日曜日。

10時過ぎにロビーは人でごった返していた。

 

「バーニング 劇場版」@TOHOシネマズなんば

村上春樹の「納屋を焼く」を原作とした韓国映画。

イ・チャンドンという監督の最新作、H田のオススメにより今年2本目の劇場鑑賞となる。

このポスター、写真は村上春樹の小説だけど、コピーは煽ってますね。

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このビジュアル、左は「あゝ荒野」風のボクサーの青春映画っぽいけど、右は完全にノワール、

韓国映画お得意のクライムサスペンスだ。誤解して欲しいという意図が見える。

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映画紹介にはこうある。

アルバイトをしながら小説家を目指すジョンス(ユ・アイン)は、ある日、偶然幼馴染のヘミ(チョン・ジョンソ)と出会い、アフリカ旅行へ行く間、飼っている猫の世話をしてほしいと頼まれる。やがて帰国したヘミはアフリカで出会ったという謎の男ベン(スティーブン・ユァン)をジョンスに紹介する。その後、ベンはヘミと共にジョンスの家を訪れ、自分の秘密を打ち明ける。「僕は時々ビニールハウスを燃やしています……」ジョンスが恐ろしい予感を抱き始めるなか、突如ヘミが姿を消す……。

H田が「うーむ。青春映画なのか、サスペンスなのか?よくわからないですけど」と言ってた。

確かに、スッキリしたい人には向かない。

行間を味わう。

セリフとセリフの合間を見る。

スクリーンじゃないと面白さは半減かも。

監督の言葉だろうか。

記事にあった。

「過去にも格差はありました。いま問題なのは、それが『目に見えない』こと。

 格差は確実に広がっているのに、表向き世の中は便利で洗練されているように見えます。

 バイト暮らしで経済的に苦しくても、カフェでコーヒーを飲めるし、ナイキの靴も履ける。

 世の中間違っている気はするけれど何が間違っているのかわからない。それが現代なのです」

 

劇場版とあるのはNHKが放送したテレビ版もあるみたいだ。

村上春樹原作『バーニング』放送! | 特集ドラマシリーズ | NHKドラマ

 

映画を見ながら日本だったら主人公のイ・ジョンスは誰がいいかなって考えてた。

柄本佑(たすく)だなって思ってたらNHK版の吹き替えが弟の柄本時生だった。

女優はチョン・ジョンソという新人。

原田知世の若いときの面影が…、目元は石川佳純に似てた。

不思議な女の子を好演、脱ぎっぷりもよかった。(笑)

あのあたりのシーンはNHKでは放送出来ないな。

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見えない格差がテーマとしたら、それはじわじわと来る感じで直接的ではない。

見始めてしばらくは70年代のATG映画みたいだなと思ったけど見続けているとちょっと違った。

かといってリアリズム?でもない。

どこか寓話的な面もある。

これは何だ?と考えながら、沼に引きずり込まれるように見入ってしまう。

 

日曜午後の戎橋。

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え、何か大事件でもあったんですか?

って感じのパニック的な状況がデフォルトです。

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うな重がテーブルに運ばれ、僕は目の前の風景に意識を戻す。

そこで、テルのセリフをふと思い出して、一人で笑う。

「44歳の選手が試合に出続けてたら、それはそれでそのクラブってどうなんだよ」って。

 確かにそうだ。彼らはキャリアの最期をJ3で迎えようとしている44歳と41歳の年のいった

サッカー選手に過ぎない。でも、と僕は思う。最後にもう一度活躍して、明神ってすげえよな、

テルってすげえよな、と言ってみたいな、と。

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金曜ナイトパーク YTVドキュメント「卓球ガールズ〜利き手をかえ姉と挑む東京パラ五輪〜」

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メモ:

・朝活宣言はじめよう
・150キロ/月 はやろう
・「ひとつしかできねえ」をもういちど
・2月のひとつは何?
・まずは、明日はどうする?
・そうして生きる
・本当に2月に出来ることを決めて実行しよう
・朝活の1時間 これをやる

 

人間の脳は 、重さで言えば体重の二 、三 %もない臓器です 。

ところがエネルギ ーは体全体の二〇 ~二五 %以上も使っている 。

(「0から始める日本史講義」)

 

例えば甲子園口のお気に入りのたくみ、前までは年に3回くらい生きたいなって思うひそかな楽しみだった。

それ以上でも以下でもない、てもだんだんともうこれが最後かな それともラスト3かなって。

 

還暦の旅、旅先が決まらない、これは自分のこれまで生き方と同じ

兼高かおる 言葉 調べずに現地へ行くこと どこまで?

何がしたいのか? どこまで調べるか?

ほんとに行きたいとこへ言ったほうがいい 借金しても 後悔しても。