ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2019/2/7 眠る冬

取材とその後のボーマン感とでジョギングも筋トレもしなかった。

あえて出来なかったとは言わない。

サーカスへ行った日などは出来たはず。

 

まずは走り出すこと。

3キロほど走る。

一番寒い季節のはずが…景色が暖気にけむっている。

ピンと張り詰めたエッジに効いた風景もいいけど、

こんな水蒸気が立つぼやけた風景も悪くない。

 

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暖冬は春の花の開花を遅らせるそうだ。

やっぱり温度差は自然のスイッチなんだろう。

沈丁花も蕾がついてるがまだ咲きそうもない。

まだ2月も前半だから当然と言えば当然か。

 

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梅林も例年はもう少しにぎやかな感じだと思うが…。

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定期券を忘れた。

駐輪場のカードも同じケースにあるので停められない。

京橋まで往復600円。

きょうは大阪へ出ずに済ませるられるなら済まそう。

西宮ガーデンズへ行く。

 

スターバックスでノマドワークしようかと行くがメチャ混み。

西宮北口アクタにあるジュンク堂併設の喫茶店へ行く。

「春秋」というセルフのコーヒーショップ。

自習室みたいでに一人席の両サイドに仕切りがある。

落ち着く。

ここいいかも。

原稿書きや読書に使える。

コーヒーも290円(税込)と高くない。

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坐った席から見えた景色。

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今年初の劇場鑑賞は「七つの会議」@TOHOシネマズ西宮

NHKのドラマで観た池井戸作品で面白かったのは憶えているがストーリーはほとんど記憶が無い。

最近はこういうことが普通になってしまった。

もちろん、60年以上もインプットしてたらひとつひとつの情報は希薄にはなる。

定着することが出来なくなった?

あるいは検索処理能力やそのスピードが落ちているのか?

おそらく両方。

肉体と同じく、脳も、認めたくないけど劣化を自覚する。

読書の理解度もそうだ。

内容を理解する能力が落ちている自覚もある。

たとえば小説で、登場人物や物語の構造を脳内で構築するスピードが遅い。手間取る。

映像化する能力も落ちているかもしれない。

でも、若い頃だって大したことなかったんだから、ま、だましだましを継続するしかない。

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映画です。

ことし初めての劇場映画。

もっとふさわしいものを、と思ったがこれはなりゆき。

そのとき、観ようと思ったものを見たらいいのだ。

ポイントが貯まっていたので無料鑑賞。

 

NHK版のリアルはなく、ケレン味たっぷりにTBSスタイルの半沢直樹スタイルでリメイクした感じ。

野村萬斎 vs 香川照之の面芸(つらげい)対決。

香川「どっちが罪が重いんだろうなあ」

野村「まるで……犬だな」

野村萬斎は…ちょっと違うなあ。

これはこれでそういうものだと思えば悪くないか。

池井戸ドラマはNHKテイストとTBSテイストの二派あるのだ。

 

好きなのはNHK版だ。

哀感漂うドキュメントタッチのリアルさと映像に軍配を揚げる。

映画は主題歌がボブ・ディラン。

ひそかに期待したが…とってつけたよう。

使い方がちとぞんざいに思える。

要らなかったんじゃないの?

 

収穫もないことはない。

朝倉あきという女優。

彼女は高畑監督のアニメ映画「かぐや姫の物語」でかぐや姫の声優さんだった。

そして、「四月の永い夢」で主演した人。

あの映画も観ようとして捕まえ損ねたのだった。

    

やっと会えたねって感じ。(笑)

 

夕食は駅前の吉野家で牛丼、卵、味噌汁。

バイトの女の子が美人。

この子、ずっと前に見たことある。

結構、続いてるんだと思うと応援したくなる。

チップはあげないけど。

 

夜、筋トレへ行く。

今月2回目。

 

ヒロの機嫌が悪い。

サーカスへ行った日の夜、ちょっとした会話から会話が途絶えた。

電気代をクレジットカード引き落としにするという話から…。

まるで自己免疫疾患みたいにが自分で自分を攻撃するかのような。

ときどきある。