「孤狼の血」をレイトショーで観た。
見終わって23時過ぎ、雨が本降りになっていた。
柚月裕子の原作とクライマックスが違っていた。
映画だもの、最後は戦争しちゃらんと終われない。
読後感は原作の方が苦い。
強い酒が吞みたくなる度合いは高い。
原作の感想はこんな感じだった。
残り30ページくらいでこの展開? どうたたむんだ?
賛否両論あると思う。
僕はこの酒精50度のドライな味の読後感に一票を投じたい。
ニッカのフロム・ザ・バレルをストレートで飲るが如し。
ラスト10ページは極上のエピローグ。読み終えて、またプロローグを読み返してにやりとする。
主人公の大上(おおがみ)が表題の狼なんですよね。
語り手はマル暴に着任したばかりの日岡という若者。
広島大学卒というとこが親近感が持てます。
そして、こいつが…。老婆心ながら「孤狼の血」を読む前に二つ注意点を上げておく。
・しばらく広島弁になります。
・ジッポーのライターが欲しくなります。
昨日、帰宅したときに台所からトマトソースの匂いがした。
正体はこれだったのか。
でも、きょうのランチのメインは五目中華おこわと揚げ出し豆腐でした。
リクエストであさってに食べる予定のローキャベ登場。
まだ一晩なのでトマト味がキャベツにしみこみ不足でした。
WEBサイトの文章を書いたりなんやらかんやらしてたら時が経つ。
夕方の打合せを延期してもらう。
空気が湿って蒸し暑い。
うっとうしい季節が近いのを肌で感じる。
遅めに家を出る。
腹が弛んでる実感あり。
人生これの繰り返し。
いつか灯が消える。
尼崎で東急ハンズやらユニクロやらくまざわ書店やらを回る。
たまに書店で時間を使うのも楽しい。
僕らはそうして本と親しんできた世代なのだ。
いくつかのめぼしい本を見つける。
iPhoneにメモしておいた。
あの佐藤優の「なんでも見てやろう」&「深夜特急}
「隠蔽捜査」のスピンオフか… 戸高刑事と特捜班を主人公にした作品らしい。
読み物として面白そう。
トイレ本にぜひ!
蒸し暑いので銭湯「昭和湯」へ行くがなんと休み?!
もしかして廃業?
仕方なくサンマルクで時間をつぶす。
「孤狼の血」@MOVIXあまがさき
20時40分のレイトショー、シニア料金にて観賞。
阿部純子という女優、一目惚れしてしまった。