ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2018/4/26 1980年の5月か…。

朝10時からナレーション収録。

なぜか担当ディレクターが来ない。

行方不明。

でも、手直ししたナレーション原稿はあるしノープロブレム。

社員食堂は年度三冠か月間三冠かで無料。

うな重をいただく。

日曜に山登りして以来身体を動かしてないので1時過ぎからランベースへ行く。

久々に毛馬まで往復10キロ。

夕方からブルク7で映画を観る。

きのうA部氏から推奨された韓国映画「タクシー運転手」@ブルク7

「タクシードライバー」でもなく、「TAXI」でもなく。

光州事件を扱った実話ベースの物語。

1980年5月の出来事。

1980年5月、ちなみに僕は23歳で大学生、休学して海外への旅行資金を貯めようと

大垣や名古屋で住み込みのバイトをしてた。

なかなかお金は貯まらず、一人ウォークマンでブルース・スリングスティーンやイーグルスや

リンダ・ロンシュタットやカーラ・ボノフやJDサウザーやら雑多な音楽を聴きながら、

孤独に耐えていた。

それと同時代の隣国では…。

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「光州 5.18 」を思い出す。

あの映画を観たのは2008年、今から10年前か…。

日本人には想像しにくい事態だった。

軍隊がデモ隊に機銃掃射するということ。

1980年、朝鮮戦争が休戦になったのが1953年、27年後の出来事。

東西冷戦の時代、分断された国。

その間、韓国という国そのものが危うい地盤に成立していた。

政治的な隠謀が渦巻き、疑心暗鬼の中、軍で政権を支配していた。

前年にその軍事政権の大統領が暗殺された。

そんな時代のデモは2018年の国会前のデモとは違うだろう。

軍事政権側には相当な恐怖があったに違いない。

映画の後はA木とジャズライブ。

大好きな中山瞳さんのトリオ、これで3度目のロイヤルホースライブ。

ムチのようにしなる指先から輪郭のしっかりしたメロディーラインが流れる。

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ランベースからのスタートはこの森を抜けて。

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久々の大川沿い。

もう5月半ばという感じの緑。

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クスノキは威風堂々。

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都島大橋の下から大阪城天守閣が見える。

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