ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2018/4/24 特別なことではない

ブラジル映画を見たのはいつ以来だろうか?

以前見たのは少年が母を探しに旅する映画だったと思う。

今回は青春映画。

主人公は盲目の少年レオナルド君。

レオナルドと聞いて僕はジョルジーニョという名前を思い出してしまった。

90年代のブラジルの左右の攻撃的サイドバックがレオナルドとジョルジーニョだった。

ブラジルでは全盲でも盲学校じゃなくて同じ高校に通っている。

同じ授業を受けてレオナルドだけ点字のタイプライターでノートをとる。

その音がうるさいので嫌なクラスメイトにからかわれたりする。

そんなレオのひと夏を描いた物語。

ブラジルの中流家庭ってアメリカみたいだなと思った。

彼にはおなさなじみの友だちジョヴァンナがいる。

そこへ転校生の男の子がやってくる。

同性愛みたいなこともありつつ3人のひと夏が過ぎて行く。

いい映画でした。

ボーイズラブなんてこの時期の男の子には特別なことじゃない、と思う。

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朝、雨が降り始める。

きょうは8年ぶりに歯医者へ行った。

前に行ったときの日記が残っている。いま、どこも痛くはない。

かといって健全なわけではない。

いくつも歯が抜けてるし歳相応に歯茎も弱っている。

上下に義歯があるのでいつまでも放っておけない。

『歯医者に通うとそれだけ人生に対して前向きになる』 と書いたのは誰だったか。

 

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雨の平日。

遠い異国の17歳たちの青春映画。

客は僕より年長らしきシニアの男性中心でした。

なんで年寄りが高校生の恋愛映画を観るの?

と怪訝な思いを抱かれる方々よ。

思うに、他者の物語に若者は興味を抱かないのでは?

ま、平日の昼間だからでしょうけど。

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