ヒロにつき合って美術館へ行く。
といっても京橋から歩いて15分、いつもの通勤ルートです。
「藤田美術館」が2020年までの改装に入るので旧い建物としては最後の公開。
平日なのにそこそこの人出でした。
なるほど建物は古い。
国宝や重文がいっぱいあるのに木造の建屋では火災や地震や盗難に無防備だろう。
この有名な茶碗、曜変天目も立て付けの悪い木枠で普通のガラスケースの中にある。
国宝なのに。
ところで不思議に思ったことがある。
この茶器は南宋時代のもので、南宋といえば当然外国から持ち出された(持ちこまれた)もの。
こういうのも国宝に指定されるのですね。
もし日本がダ・ビンチの「モナリザ」や、ミケランジェロの「ダビデ像」や、
ゴッホの「ひまわり」を所有してたら国宝になるのだろうか?
美術館の玄関前にある多宝塔。
大正時代に高野山から移築したものだという。
展示物が少ないので30分ほどで見終わる。
きょうは昨日から打って変わって蒸し蒸しする。
隣の旧藤田邸庭園を歩く。
春は桃や梅が咲き乱れていたが今は緑一色。
中央の広場にクローバーが咲き乱れていた。
藤田美術館の建物、元は蔵だったのだろうか。
MEMO:OBPのスターバックス アズマックス たくみ/T部長 大安 インハイ特番