ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2017/5/6 清しい喪失感

英気を養ってます、とゴルフをする映像が流れる。

こんなニュースを流す報道感覚には呆れる。

いつまでこの男が政権に居座りテレビや新聞やWEBニュースで見せられるのか。

 

小雨、今朝のイングリッシュマフィンはママレードとチーズ。

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ヒロが初めて作った麻婆茄子、どうです食欲をそそる色と照り。

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痛風の右膝、起きたら痛みが消えていた。

腫れは少し残っているが表面的なもので歩くのも辛くない。

神戸元町へ出て中国映画を観る。

「ブラインドマッサージ」@元町映画館

2月に心斎橋でかかってたのを見逃して元町でつかまえた。

視覚障害者たちが働く南京のマッサージ院の物語。

詳しくは書かないけど、生々しく、スタイリッシュで、強烈で、

きりきりと胸を刺してきて、哀しみをたっぷり含んだ喪失感で閉じる。

傑作でした。

同じブラインドつながりだけど20年近く前に見た映画を思い出した。

ビョーク主演の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」

主人公が絞首刑になる救いようのない結末の映画だったと言われてる。

でも、この映画のエンディングは悪くない。

決してハッピーエンドではないが主人公たちはそれぞれに自分の足で歩き始める。

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若いマッサージ師がハマる風俗嬢 マン役。

彼女、きれいだった。

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予告編ではそれほど惹かれなかった。

本編観てから観るとこの予告編はよく出来てる。

それじゃ予告編としてはダメなのかもしれんけど。(笑)

でも、予告編はすごくいいのに本編がトホホよりはマンボかマシ。

ところで彼は見えるようになったのかな?

 

これ観ると、そうか、本物のブラインドとミックスしてたんだと知った。

ワン先生の婚約者ってちょっとダウン症っぽい娘だったけど妙にリアルなフェロモン出してた。

 

雨も上がり、居留地、エビアン珈琲経由で阪神三宮まで歩く。

阪神電車からどっとカープのユニを着た客が吐き出される。

皆ぐったりと疲れている。

 

元町映画館の裏手、というか海側にあった赤煉瓦建築。

ファサードだけ残されていて内部は新しい高層ビルになっている。

東京駅、中之島公会堂と同じ辰野金吾の設計でした。

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