ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2017/5/4 さよなら痛風

山笑う。

笑いかけて誘ってくるものの登れない事情がある。

今日は朝からナレーション録り2本。

午後から空いたので尼崎で「SING/シング」を観ようと行くも、

劇場のチケット発券機で座席指定しようとしたら一番前端っこの1席しか空いてない。

尼崎でもこんなことあるんだね。

諦めてとっとと帰宅。

午後5時、斜めの光が尾根と谷を浮かび上がらせる。

手前の尾根はつい2週間前まで桜が咲いていた保久良山から金鳥山へ続く道。

そろそろニセアカシアが咲いてるかな。

去年は当たり年だったけど今年はどうだろう?

でも事情があって登れない。

タイトルのように「さよなら痛風」ってならないかな。

 

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百花繚乱の5月です。

桜が散り、ハナミズキも盛りを過ぎ、季節は初夏。

香櫨園浜のハマナスが咲いている。

香櫨園駅前のニセアカシアも花をつけ始めた。

フレンチラベンダーはずっと前から咲いている。

この季節の主役 ツツジもほぼ満開。

近所の庭に咲くジャスミンも芳香を放っている。

JR西宮駅前のマロニエ(紅花)も香る花だ。

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昨日の朝、起きたら右膝が腫れていた。

強打したかのような痛み。

でも、寝る前はなんともなかった。

歩けないほどじゃないけど、腫れてるので走らない方がいいだろう。

そういえば…以前にも同じようなことがあった。

寝て起きたら腫れて痛い。

どこかにぶつけたような疼痛。

 

日記を検索すると2014年の5月末のこと。

そのときは一週間ほど運動をやめていたら自然と痛みは消えた。

3年前のこと。

この痛みって身に覚えあり。

もしかして…痛風?

ググったら痛風は足の指だかじゃなく膝にも出るらしい。

 

誰かの体験談が載っていた。

病気考 痛風発作が膝に来た? '100923: 革命も解放もない国で・・・

・朝起きたら腫れていた。

・ぶつけたような骨や間接の痛み

・ズキズキした疼痛(とうつう)

これだ。

前回も同じだった。

しばらくして腫れも痛みも嘘のように消えた。

 

連休中、仕事は今日までで、明日からはオフ。

来週は能登半島一周か、鈴鹿へ山登りかを目論んでいた。

思えば2年前は首に枝が刺さって療養中だったし、

去年も足の指に痛風の痛みが出ていた。

ゴールデンウイークは鬼門かな。

あと2日で症状が治まるか?

 

夕食はリクエストしてカレーうどん。

映画が観られなかったのでMacにためこんであったファイルで映画を観た。

数年前に話題になった「さよなら渓谷」(吉田修一 原作 大森立嗣 監督 真木よう子 主演 )

大森監督って大森南朋の兄で、最近では「セツウツミ」を撮ってる。

「さよなら渓谷」は随所に新緑と夏の光を美しく撮ってて、重いテーマを際立たせていた。

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夫婦二人がそれぞれ虚無の演技を見せ続ける。

お互いが相手を見つめず、どこか遠くを見ている。あるいはどこも見ていない。

芯となったテーマより、僕には週刊誌記者の渡辺(大森南朋)の抱えていたものに同調した。

元ラグビー選手、いまは不摂生でたるみきった肉体。

(実際に鏡に映った身体をスクリーンに曝していた)

仕事も家庭も行き止まり。

ほんの少しだけ最後に光が射す。

 

このシーン、同じ真木ようこの出演した「ゆれる」がフラッシュバックした。

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映画『さよなら渓谷』予告編

 

去年に録ってDVDに焼いてあったNHKドラマ「ラジカセ」を続けて観た。

三重放送局制作で滝藤賢一主演、舞台は三重の伊賀市。

うーむ、ロケーションはよかったけどドラマそのものはトホホものでした。