山笑う。
笑いかけて誘ってくるものの登れない事情がある。
今日は朝からナレーション録り2本。
午後から空いたので尼崎で「SING/シング」を観ようと行くも、
劇場のチケット発券機で座席指定しようとしたら一番前端っこの1席しか空いてない。
尼崎でもこんなことあるんだね。
諦めてとっとと帰宅。
午後5時、斜めの光が尾根と谷を浮かび上がらせる。
手前の尾根はつい2週間前まで桜が咲いていた保久良山から金鳥山へ続く道。
そろそろニセアカシアが咲いてるかな。
去年は当たり年だったけど今年はどうだろう?
でも事情があって登れない。
タイトルのように「さよなら痛風」ってならないかな。
百花繚乱の5月です。
桜が散り、ハナミズキも盛りを過ぎ、季節は初夏。
香櫨園浜のハマナスが咲いている。
香櫨園駅前のニセアカシアも花をつけ始めた。
フレンチラベンダーはずっと前から咲いている。
この季節の主役 ツツジもほぼ満開。
近所の庭に咲くジャスミンも芳香を放っている。
JR西宮駅前のマロニエ(紅花)も香る花だ。
昨日の朝、起きたら右膝が腫れていた。
強打したかのような痛み。
でも、寝る前はなんともなかった。
歩けないほどじゃないけど、腫れてるので走らない方がいいだろう。
そういえば…以前にも同じようなことがあった。
寝て起きたら腫れて痛い。
どこかにぶつけたような疼痛。
日記を検索すると2014年の5月末のこと。
そのときは一週間ほど運動をやめていたら自然と痛みは消えた。
3年前のこと。
この痛みって身に覚えあり。
もしかして…痛風?
ググったら痛風は足の指だかじゃなく膝にも出るらしい。
誰かの体験談が載っていた。
病気考 痛風発作が膝に来た? '100923: 革命も解放もない国で・・・
・朝起きたら腫れていた。
・ぶつけたような骨や間接の痛み
・ズキズキした疼痛(とうつう)
これだ。
前回も同じだった。
しばらくして腫れも痛みも嘘のように消えた。
連休中、仕事は今日までで、明日からはオフ。
来週は能登半島一周か、鈴鹿へ山登りかを目論んでいた。
思えば2年前は首に枝が刺さって療養中だったし、
去年も足の指に痛風の痛みが出ていた。
ゴールデンウイークは鬼門かな。
あと2日で症状が治まるか?
夕食はリクエストしてカレーうどん。
映画が観られなかったのでMacにためこんであったファイルで映画を観た。
数年前に話題になった「さよなら渓谷」(吉田修一 原作 大森立嗣 監督 真木よう子 主演 )
大森監督って大森南朋の兄で、最近では「セツウツミ」を撮ってる。
「さよなら渓谷」は随所に新緑と夏の光を美しく撮ってて、重いテーマを際立たせていた。
夫婦二人がそれぞれ虚無の演技を見せ続ける。
お互いが相手を見つめず、どこか遠くを見ている。あるいはどこも見ていない。
芯となったテーマより、僕には週刊誌記者の渡辺(大森南朋)の抱えていたものに同調した。
元ラグビー選手、いまは不摂生でたるみきった肉体。
(実際に鏡に映った身体をスクリーンに曝していた)
仕事も家庭も行き止まり。
ほんの少しだけ最後に光が射す。
このシーン、同じ真木ようこの出演した「ゆれる」がフラッシュバックした。
去年に録ってDVDに焼いてあったNHKドラマ「ラジカセ」を続けて観た。
三重放送局制作で滝藤賢一主演、舞台は三重の伊賀市。
うーむ、ロケーションはよかったけどドラマそのものはトホホものでした。