今年39本目の劇場鑑賞です。
(「マネーショート」2回、「シン・ゴジラ」3回で劇場へ足を運んだのは42回)
トルナトーレ&モリコーネのコンビによる「ある天文学者の恋文」
劇場に足を運ばせたのはヒロインのオルガ・キュリレンコの存在。
彼女はボンドガールでもありますが、たまたま見た
「ディバイナー〜戦禍に光を求めて〜」という映画で一目惚れ。
ウクライナ出身で6カ国語を話す才媛、
この映画ではハードなアクションもこなしてます。
相手役のジェレミー・アイアンがひたすら羨ましい。
この映画、トルナトーレが格調高くモリコーネの音楽にのせ、
「ニューシネマパラダイス」や「マレーナ」のように
“心地よい悲しみ” を存分に味あわせてくれました。
夕食はことし2度目のすき焼き!
昨日の深夜、テレビですき焼きの店が紹介されたのを見て、
食べたい!と発作が起こった。
嫁が「お肉あるよ 米沢牛が冷凍してある 明日しよか」
しよしよ。
で、食べました。
お肉は5枚と少なめで。
美味しい。
でも、重い。
胸焼けする。
情けない。
これも加齢か…。
ジェレミー・アイアンズ、御年七十五。
老けたスティングのように見える。
七十五でカッコいい。
しかもこの映画での彼の設定がいい。
天文学者で、教授で、女子大学院生の美しい愛人がいて、相思相愛の自覚があって彼は彼女に夢中。
いまさら人をうらやむことはないけどなれるなら、と思う。
死してなお恋人に手紙、メール、ビデオレターを送り続ける。
実際に映画で見せられると未練たらしくてエキセントリックだ。
少なくとも日本の精神性には合わないな、と思いながら見ていたのだが。
女子大生にしては成熟しているエイミー・ライアン。
オルガ・キュリレンコと同系統の美女「マレーナ」のモニカ・ベルッチ。
ジュゼッペ・トルナトーレはこってり系の美女がお好き。
死してなおメッセージを送り続ける?
予告編で見たこの映画と設定が重なる。
出来はともかく「バースデー」見たいと思った。
橋本愛と宮崎あおいの母娘。
監督は「旅立ちの島唄〜15歳の春〜」の吉田康弘、うん、悪くないかも。