ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2016/7/4 わたしを泣かすな 白いかもめよ

蝉の鳴き声だけがない真夏日。

汗びっしょりで起きる。

ことしは台風がひとつも来ないな、と書いたら1号がオキナワ方面に向かっているそうな。

7月3日の第1号は観測史上2番目の遅さだそう。

最も遅かったのは98年の7月9日、長野五輪、そして結婚した年だ。

エルニーニョ現象が収まりラニーニャ現象に移行しつつあるとか。

暑くなりそうな気配。

 

きょうもポスプロ編集。

インディアンカレーを買って午後イチで合流する。

VTRの出来は…。(悲)

どうすべきだったか実は今も答えがない。

同年輩のディレクターはこんな小物、悠々とこなしているのだろうか。

僕の場合、年を重ねるにつれ、考えすぎて迷いの森に入る。

松竹梅のレベルで言えば梅レベルなのに。

もっと軽やかに、もっと直感的に動けた時代があった。

思えば「3つの優勝物語」あたりから同じ失敗を繰り返しているような。

申し訳ないが、さあ、次! の気分です。

 

午後10時、西宮食堂でオムライスとヱビスビール。

帰宅後、風呂で汗を流し、「トットてれび」の最終回を見る。

ちょっと遅れて、ほぼ同時代として見てきたトットちゃんとテレビ創成期から全盛期の物語。

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徹子の部屋でのトットちゃんの怒りと悲しみ。

なんでみんな先に逝っちゃうの?

「一回やらせて」の森繁の歌う知床旅情が悲しい。

もういい、もう十分に生きた。

長生きすることの 喜びも 悲しみも すべて飲みこんで 僕も歌いました。

  

 

   別れの日は来た ラウスの村にも きみは出て行く 峠をこえて

   忘れちゃ いやだよ きまぐれカラスさん

   わたしを泣かすな 白いかもめよ

 

不肖ぷよねこ、あと10年、いや20年、余生を精進して生きてゆく所存です。