沈丁花咲く。
早春の沈丁花は秋の金木犀と並ぶ香りの花。
中国では「瑞香」と呼ばれるらしい。
この花が香ると条件反射的にあの名曲が聞こえてくる。
ユーミンは「いとしい面影のちんちょうげ」と歌う。
じんちょうげ、と濁らない。
そういえば面影という言葉も日常では使わないなあ。
「彼女は亡くなったお母さんの面影がある」
そんなふうに使うくらいか。
おもかげ、使ってみたい。
写真の沈丁花は香櫨園駅北側の斜面にある。
去年までは咲いていた木(株)が今年は葉っぱさえついていない。
死んでしまったのか、死んだふりしてるのか。
植物ではこういうことはたまにある。
去年がんばったんで2016年は休みます、ということかも。
プロ野球にそんな選手いますよね。
知らぬ顔して来春は咲いている…かもしれない。
まだ蕾が多い。
夕方からぐんと冷えこむ。
梅林に斜光線が当たる。
梅の花はまだまだ見頃だ。
香櫨園浜の冬鳥たちもしばらくは居座る様子。
渚の黄金曲線。
寒い。
2年ほど前にいまのiPhone5sに機種変更した。
その際、以前使っていたiPhone4の電話回線を別番号で2年無料だからと契約した。
(iPhoneを紛失したときに役に立つと言われたのですが)
2年過ぎたら料金が発生するので解約しようとソフトバンクショップへ行く。
調べると4月まで契約が残っているのでいま解約すると違約金が発生するらしい。
ああ、面倒くさい。
2月に自宅の電話回線をNTTからケーブルテレビに変えた。
NTTの料金を日割りで払わねばならない。
引き落としでなく振り込み用紙で支払うことになっていた。
セブンイレブンへ寄る。
払おうと封筒から振り込み用紙を出したら…!
領収書が入っていた。
払ってたの?
セブンイレブン前浜町店、日付を見ると26日の21:58となっている。
払ったことを忘れていたのか。
ヤバイな。
もの忘れがひどくなったという自覚はある。
最近加速しているかも、と。
もの忘れと認知症の違いは…こんなふうだと聞いたことがある。
もの忘れ=朝食のメニューを忘れる
認知症=朝食を食べたことを忘れる
払ったことを忘れたという今回は認知症事例では?
こんな例は記憶にない。
皆無とは断言できないが。
もの忘れの自覚があることが唯一の救い。
どっちにしても加齢にともなう劣化であるのは確か。
複雑な案件や二つ三つ重なったりすると脳がフリーズする感覚がある。
脳内ワークスペースに空きがないのだ。
唯一走ってるとき、走り終えたときだけはスッキリしている。
頭の中から余計なものが消えてゆく。
リセットされた感じ。
近所の酒屋「アズマヅル」の500円券があったので、ちょっと高めの国産ワインで晩酌する。
北海道余市のケルナー種の白。
ケルナーは寒冷地に向いた品種らしい。
遅摘みとあるのでドイツワインで言うところのアウスレーゼだ。
やや甘口 とあったが かなり甘い。
デザート系?
つまみは新たまねぎのチーズ焼き。
クックパッドで見たレシピ、超簡単で美味い。
オニオンスライスにとろけるチーズをのせてレンジで3分。
続いて新タマまるごとスープ。
メインは鶏肉と蛸とマッシュルームのアヒージョ。
なでしこジャパンは初戦を落とす。
澤はともかく海堀の不在も痛かったな。
ジャンボGK山根の起用はちょっと疑問でした。
反応が…。
気を取り直して晩酌。
スーパーで和歌山のビンチョウマグロを柵で売ってたらしい。
賞味期限が近かったので半額でゲット。
嫁の母(新宮生まれ 故人)直伝の醤油漬けの一夜干しにする。
一切れだけ味見。
酒は銀嶺立山の無濾過純米原酒。
旨くないはずがない。
今年はなぜかイカナゴが遅い。
解禁はしてるみたいだけど西宮まで回ってこないのか?
グリーンコープで注文してた岩手産のくるみが届く。
処理の仕方、割り方をネットで調べさせられる。
コミック「リトル・フォレスト」にあるペーストを作るそうな。
こんな毎日で2月が、一年の6分の一が終わる。