ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2017/4/3 桜春

今日はポスプロ作業の一日。

朝はいつもより少し早めに食べる。

自家製ミックスサンドと新玉葱のオニオンスープとトマトジュース。

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11時から編集作業始まる。

途中、タクマに交替してスタジオの近所を気分転換に散歩、いや、ほぼ徘徊。

ウエスティンホテルの前に公園でグランドゴルフをやっていた。

老人たちの頭上にはちらほら咲くソメイヨシノ。

その上にはクスノキが古い葉を散らしている。

常緑樹も古い葉が落ちないと若葉が出てこないのだ。

世間が桜咲いたかで大騒ぎしている隙にクスノキは新緑にお色直しを済ませる。

クスノキの新緑も格別だというのを知ったのは去年だった。

2016/4/4 サクラの花とクスノキの新緑 - ぷよねこ減量日記 new / since 2016

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8時過ぎまで作業を続け集中が切れたところで強制終了す。

大阪駅北側の広場にも桜春の気配が漂う。

桜春というのは僕の造語です。

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ラン&二宮温泉を済ませた編成M氏と三宮加納町の「丸高」で合流。

生ビと餃子とおつまみ叉焼で腹を満たす。

歩道橋を渡って北野町SONEへ。

平野翔子+越山トリオ@SONE、&ジョニ黒のハイボール。

彼女のライブは2月に続いて2回目、前は石川武司トリオといっしょだった。

今日のピアノもなかなかいい。

平野翔子はカーペンターズやTOTOなどコンテンポラリー中心の選曲。

The Cardigans - Carnival - YouTube

入社式だったようで店も珍しく若者で混んでいた。

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日付変更線ギリギリで帰宅。

紅く染まった上弦の月が六甲に山の端に沈むところを見た。

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肉眼で見てすごい速さで沈んで消えた。

これが地球の自転の速度なんだと実感した。

この速さで僕らは年老いて一応に死に向かって突っ走ってる。

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2017/4/2 つぼみ…ふくらむ

編集期間だけど朝少し桜パトロールを兼ねて走った。

ちらほら、咲いている花が見られる程度だった。

無理やり花見の準備してる人たちもいたる。

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オオシマは木によっては五分咲きくらいになっている。

ソメイヨシノの蕾がピンク色の網のように。

今年は待たせるだけあって蕾が大きく膨らんでいるような気がする。

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レシピを見ながら作ったフィッシュ&チップス。

朝からこれを食べるか?

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「ほぼ日」のダーリンより。

このドラマ見たいなと思う。

 

・さて、まずは名前をならべてみます。
 
 石坂浩二、浅丘ルリ子、加賀まりこ、有馬稲子、
 五月みどり、野際陽子、藤竜也、
 ミッキー・カーチス、八千草薫、山本圭
 ‥‥なにかわかりましたか? 続けます。
 常盤貴子、松岡茉優、草刈民代、
 風吹ジュン、名高達男、近藤正臣、小松政夫‥‥。
 
 ずいぶんとビッグネームが続きます。
 この人たちが、ひとつところに集まることなど、
 あるのだろうか、と、だれもが思いますよね。
 では、もうひとりの名を加えます。

 倉本聰。
 これでわかったと思います。

 作・倉本聰。
 『やすらぎの郷』というドラマが始まります。
 夜のいい時間に重々しく120分とかではなくて、
 月曜から金曜、昼の12時30分からの帯ドラマとしてです。

 どんな物語になるのかは、もう発表されています。
 設定は無料の老人ホーム。
 テレビ界に功績のあった者だけが入れる施設です。
 主要な出演者たちのほとんどは、高齢です。
 しかも、物語の設定どおりにテレビ界に貢献した人たち。
 ついでのように言えば、かつて、
 石坂浩二さんと浅丘ルリ子さんはご夫婦でした、
 石坂さんと加賀まりこさんは、恋人同士でした。
 そういうところももう超越したキャスティングです。
 
 以上、ただの事実を記しただけですし、
 ほとんど番組宣伝そのままという内容なのですが、
 凄くないですか、この企画、この陣容、この実現。
 おまけとして中島みゆきの書き下ろし主題歌もあります。
 ぼくは、このキャストやスタッフを、
 テレビ界の冒険団としてくっきりと記憶しておきます。
 失敗とか成功とか視聴率とか、どうだっていい。
 この番組に集ったそれぞれが、お見事だと思っています。

 

思うことあり。

ある程度の年齢になると、もうつまらないこだわりなんてどーでもいいと思えるようになる。

きっと、そうだ。

そして、それは悪いことじゃない。

こだわることも、忘れることも、どっちも大切だ。

 

ぼくは、このキャストやスタッフを、

テレビ界の冒険団としてくっきりと記憶しておきます。

失敗とか成功とか視聴率とか、どうだっていい。

 

 

編集作業の集中が切れる頃に大川べりを走る。

大阪も同じく蕾が冷凍状態になっている。

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コンビニ食ばかりだったので帰宅して深夜にミニカップ麺といいちこ12%を飲む。

2017/4/1 April Snow

雨上がり、とは言ってもスッキリ晴れたわけではない。

春の歩みはまだスローペース、いつギアを上げるのか。

 

起き抜けに山を見る。

空気が湿って冷たい。

六甲が冠雪していた。

エイプリル・フール?

いや、四月雪。

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4月となれば六甲にコバノミツバツツジが咲いている頃なのだが…。

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きょうからゴルフ特番の編集週間。

我が家にしたら朝早い日が続く。

8時半に朝食、朝早くからそんなに食べられない。

食べたけど。

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LPGAの小林会長の対談をカーン!バーン!あーん!とつなぐ。

意味不明ですよね。

センバツの決勝は大阪桐蔭が履正社をホームラン攻勢で下す。

広島ー阪神の開幕2戦目は四球の日本記録が出るなどひどい内容、広島がサヨナラ勝ち。

ブロックでつないで明日考えることにする。

夕方から走るつもりだったがグズグズして夜になってしまう。

それでも足は白玉温泉へ向かった。

4月だもの、新年度のスタートだもの、やっぱり走らねば。

 

京橋門から入って内堀ぞいに走る。

ここはゆるやかな下りでスピードが出る。

夜景が美しい。

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風呂上がり、久々に「玉五郎」で煮干しラーメンを食す。

2017/3/31 雨桜

センバツ決勝は雨で順延となる。

六十代で初めての新年度。

こういうきっかけが大事だと思うが今日からしばらく忙しい。

だったら暇なときに考えたらいいのに…というちぐはぐなサイクルで数十年が経ってしまった。

いまさら落ちこむことはない。

忙しさが過ぎ去った時にすぐにスタートできるように準備しておけばいいのだ。

 

ハウスの Cook Do のCMで見て、これ食べたい! と言ったら…。

 

忘れた頃、我が家の食卓にどーんと出た。

自家製なので左右の麻婆豆腐は同じものです。

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すごい存在感。

浅蜊の味噌汁、ほうれん草おひたし、タケノコの天ぷらに玉葱炒め。

オニオンスライスにちょっと飽きてきたので炒めてもらう。

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きょうも「今日のダーリン」がいい。

ほぼ日刊イトイ新聞 - 目次

 

・一冊の本を、はじめから最後まで読み通して、
 これだったら、「はじめに」の部分と
 第1章を読むだけでよかったんじゃないかと、
 思ったことはありませんか。
 ぼくはあります。
 特に新書なんかの場合は多いです。
 だからといって、「はじめに」と「第1章」だけでは、
 本という商品にならないのでしょうね。
 つまり、書籍という商品の場合、
 ある厚さがないと、人はお金を出してくれない。
 
 映画でも、15分くらいの長さでおもしろいという作品は、
 きっとつくれると思うのですが、
 やっぱりいまの時代だと90分以上ないと、
 商品として認めてもらえないでしょうね。
 15分の映画だったら、入場料300円だな、とかね。
 
 逆に、ネット上の表現なんかだと、
 どんどんどんどん短いものが要求されてきていている。
 昔だったら400字詰め原稿用紙がひとつの単位だったし、
 もっと簡便なもので200字詰めだった。
 しかし、いまおそらく400字は「長文注意」とか、
 妙なことを言われてしまいそうである。
 おそらくこの調子だと、20文字以内で
 あらゆることを語る「べき」だと言う人も出てきそうだ。
 一方で、上下巻の長編小説はベストセラーになってるが、
 「長過ぎる」と文句を言う人は見たことがない。
 いっそ、だれか言い出してもいいような気もするけど。

 時間にせよ、モノにせよ、量は「表現」である。
 とにかく「量感」があればいいという商品だってある。
 逆に、軽い小さいだけで勝負している商品だってある。
 それぞれの「表現」が、質とは別に、
 どんな「量」で受け容れられるのかを、
 送り手のほうは、真剣に考えなくてはならないだろう。

 指圧とかマッサージなんかも、気持ちよくて効くのなら、
 10分で同じ料金を払ってもかまわないとも思うけれど、
 現実のぼくは、うたた寝できるくらいの長い時間を、
 「あああ、もっともっと」と望んで横になっている。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
この『今日のダーリン』の文字量だって、どうなんだろう。
      

 

雨が強くなってきたのでさくら夙川まで歩く。

そういえばこのJRの駅名にもさくらがついているのをこの季節になると思い出す。

ソメイヨシノがちらほらと開花していた。

なにもこんな冷たい雨の日に咲かなくても、と不憫に思う。

 

雨なのに咲いちゃった。もってないわあ。

咲いたらさぶい。もってないわあ。

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明日からの編集に向け準備作業。

プロ野球も開幕した。

なんとか雨が上がった広島、スタジアムから見える山に雪が積もっていた。

ミルクホールからローマケン。

雨の中、JR西ノ宮駅から歩いて帰る。

 

2017/3/30 オオシマ咲く。

確定申告の還付金申請を終えて郵送する。

ここ数年は早めにしていたが今年は何故かずるずると手をつけられなかった。

遅くなった理由は特にない。

ひとつあるとすれば今年からマイナンバーを記入しなければならなくなった。

僕は派遣の給与と個人事業主の二種類の収入がある。

配偶者控除や基礎控除は派遣元で済んでいたら二重申請になってないかを確かめたかったのだ。

記録をたどると、2010年、2011年は4月までずれ込んでしまった。

せめて3月中にはと思い済ませた。

前年度比較で125万の減収。

この先、大きく増える期待は出来ない。

維持するために何をすべきか、支出を減らしていかに人生を楽しむか、これが命題だ。

 

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「ほぼ日」の日替わりコラム(?)の「今日のダーリン」は原則その日しか読めない。

アーカイブやバックナンバーはないのだ。

3月30日の「今日のダーリン」は心しておきたいのでコピペさせてもらった。

大事ですよね。

歳をとればとるほど「うまくいかなかったとき」の心配ばかりするようになる。

ダメだったときの記憶が深く刻まれているのだ。

「最高にうまくいったとき」のイメージ。

これはいい。

イメージ出来たその時点でシアワセだから。

最近、そういう想像をしてないことに気がついた。

・なにかを企画するとき、
 「最高にうまくいったらどんな感じになるの?」
 ということがちゃんとイメージできているか。
 これは、なにより大事なことだ。

 困難な山登りにたとえるなら、
 山頂でにっこり笑っている場面だけでなく、
 のちのちその写真を見ている家族の表情だとか、
 それまでの苦労を酒を飲みながら話しあってる状況とか、
 成功したあとの「うれしいイメージ」があるか、ないか。
 実際には、ただただ目の前の課題を解決していって、
 尺取り虫のように前に進むという姿になるかもしれない。
 しかし、その地味な作業を続けていったら、その先に
 どういう景色が見えてくるのかが見えてなきゃいけない。
 
 そして、まったくその逆に、
 「最もうまくいかなかったとき、どんな被害があるの?」
 ということについても、考えておく必要がある。
 こっちのほうは、イメージできなくてもいい。
 なにが失われるのか、どれくらい損失があるのか、
 痛手があるとしたらそれは回復可能な傷なのか、
 おもしろくもない数字や、ことばで、確認しておく。
 失敗は、ありえないことではないけれど、
 あったときに驚いて頭のなかがまっ白にならないこと。
 これだけは気をつけておく必要があるのだ。
 「失敗しても、この程度」という覚悟があれば、
 失敗について、いったん忘れていることができる。

 ほんとうは、「最高にうまくいったときのイメージ」が
 まだ浮かんでないというときには、
 その企画は、進めてはいけないのだとも思う。
 最低でも、そのことに関わった人たちの笑顔くらいは、
 盛大にイメージできていなくてはいけない。
 苦虫を噛みつぶしたような会議で、消去法で出した結論で
 「これは決定です」というようなプランでは、
 まだ始めてはいけないのだと、ぼくには思える。
 同時に、失敗が冷静に見積もれないままで、
 いくらでも怖い想像が湧いてくるようなときにも、
 進めるのをいったん休止するほうがいい。
 「ほぼ日」の企画は、基本的にそんなふうに決めている。

 今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
 始める前に拍手の音が聞えている状態が、いいスタートだ。 

             (3/30「 今日のダーリン」より)

 

 最近、ジョギング中に聞いているAnly というシンガー。

彼女は沖縄の伊江島出身らしい。

このMVは伊江島で撮ったものだろう。

本部半島をサイクリングしたのは前世紀だった。

半島から特徴ある伊江島が見えた。

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