ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2017/2/28 早春

タイトルは 早春の山 にしようかと思ったけどきっぱり短く 早春 にした。

早春、ロシアの文豪が書いた詩とか中編小説みたいでいいでしょ。

金曜日は早朝から自分で撮影して、昼はナレーションの手直し、夜は走った。

土曜日は京都で独り京都中華探訪して外国人ばかりのゲストハウスに泊まった。

日曜日は琵琶湖の湖岸を15キロ走って帰ってきた。

月曜日はトランスジェンダーの映画を見て、夜はクライミングジムへ行き、ジャズライブを聴いた。

きょう火曜日は芦屋から早春の六甲山を歩いた。

急登が続く道でお尻からふくらはぎがパンパンになった。

悪くない還暦ライフだと思う。

明日からは本腰を入れて仕事しないとね。

 

早春の六甲、東お多福山で青空に舞うケンゾーくん。

得意気な顔がかわいい。

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 朝、コンセントマーケットへ自転車を走らせると改装中でお休みだった。

でも、大丈夫、夙川周辺は良質なパンの激戦地帯だ。

歩行者トンネルで阪急の線路をくぐり「トリコ」へ行く。

バケットとチャパタを買う。

こんな横長のバッグに入れてくれた。

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2017/2/27 一日三幕

昨日。レイクサイドを15キロ走ったのに、今日は壁をよじ登った。

よほど、暇人だと思われるかもしれないが…。

やらねばならないことを先送りしているだけのような気もするし、

どうせやらないのだからこれでいい気もする。

 映画を観て、クライミング体験して、ジャズライブ。

きょうも一日三幕の日だった。

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どうせ行き着く先は同じ、何をそんなにガツガツやるの? という声も聞く。

でもね。

行く着く先が同じだからといって過程を楽しまない手はない。

何度も引用した星野道夫さんの言葉を反芻する。

結果が、最初の思惑通りにならなくても、

そこで過ごした時間は確実に存在する。

そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、

過ごしてしまった、かけがえのないその時間である。

 

コミック「岳」にも…林真理子の「下流の宴」にもこんなエピソードがあった。

2016/5/20 最終到達点 - ぷよねこ減量日記 new / since 2016

なあ、島崎…オレは死ぬぞ。

( ? )

オレだけじゃない。

全ての人の最終到達点は死……。

島崎、おまえもだ。

そこまでのルートはお前にしか決められん。

そう思わんか?

 

       石塚真一『岳』第6巻「ルート前編」より

 

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「彼らが本気で編むときは」@MOVIXあまがさき

無料クーポンで観た。

てっきり編み物男子の熱血物語かなと思いこんでいたが違った。

トランスジェンダーの話でした。

心は女性なのに身体は男性、というリンコを生田斗真が演じる。

彼を観るのは「ハナミズキ」以来だ。

その恋人役の桐谷健太とネグレクトされる姪っ子トモを演じた柿原りんかが素晴らしい。

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生田斗真、桐谷健太出演の映画『彼らが本気で編むときは、』予告編

 

コンビニおにぎりの音、包装をはがして海苔をはさみ、パリパリの海苔を噛みきる音、

この作品の中でコンビニおにぎりはネガティブな存在なのに、この監督はおいしく描いてしまう。

「かもめ食堂」の監督だもんな。

思わずセブンイレブンで焼鮭をひとつ買う。

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綾瀬はるかmeets 岩手スポーツクライミング篇 Long ver.

 

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2017/2/25 人生の回数券

びわ湖レイクサイドマラソンに3年連続して出場する。

最初の旅程に倣って京都駅前のホステル(K's House)に前泊する。

京都のゲストハウス|ケイズハウス

よくよく考えてみたら大津9時スタートは十分日帰り出来るマラソンだ。

豊橋のハーフマラソンでだって日帰りしたんだし。

でも、京都もいつも行く四条や三条、あるいは一乗寺とは違うエリアを歩くのは旅気分だ。

2年前の前夜は赤垣屋で吞んで五条木屋町の銭湯へ入った。

去年は京都駅前で二軒はしごをして、同じ銭湯に入った。

ホステルは6人の相部屋で一泊2200円、じゃらんポイントを使って1800円。

ニュージーランド風ホステルと謳っている宿。

彼の地には行ったことがないのでイメージが沸かない。

フィンランドのヘルシンキで泊まったユーロホステルに近い雰囲気。

北欧風、モダンで清潔。

そういえば眼鏡堂氏と早稲田にあるニュージランド風カフェに行ったことがある。

MOJOって言ったっけ、そうそう、あんな感じ。

年イチで七条から五条のあたりで旅人の気分になって一人で過ごす。

悪くない。

 

去年の暮れだったか、「折々の言葉」に横尾忠則のこんな言葉が載った。

時間よりも、むしろ何を何回やったかという「回数」のほうが、大事なんです。

恋人たちの逢瀬(おうせ)でも客商売でも、

1回の時間より、何度会えるか、来てくれたかが大事。

人生もどれだけ時間が残っているかより、回数券をどれだけもっているかが大事。

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同感です。

この年になって、量としての時間も残り少なくなってくるし、

そもそも日々変わるこの世界で絶対的に信じられる価値観なんて信用出来なくなる。

信用できるのは時間が生み出す真理じゃなくて、こつこつ積み上げる回数なんだと。

長谷川きよしのライブコンサートをあと何回聴けるだろうか、といった。

あと何回、びわ湖レイクサイドマラソンに出場して、何夜、京都で過ごせるだろう。

クダらないことのように思われるかもしれないけど、僕ら凡庸な人間ってそうなのだ。

こつこつとなら人生を楽しめる。

 

 元ネタは最近遅ればせながらマイブームになっている「ほぼ日」の鼎談だった。

 で、3年目の今年は京都中華の店を独り探訪。

この本に誘われ、五条「北京亭」へ行った。

京都の中華 (幻冬舎文庫)

京都の中華 (幻冬舎文庫)

 

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2017/2/24 一日三幕

行動メモ:朝6時前に起床 6時半出発 朝の景色 朝の太陽光線 気持ちいい。

     JR 川西池田 歩いて通勤時間帯の阪急川西能勢口 能勢電で日生中央

     阪急バスでイオンモール猪名川 時間つぶす アメリカの郊外のやうな

     合流&撮影 バスで川西バスターミナル ヒレカツ&冷酒

     JRで出社 ナレーション手直し ボキャブラ貧困 ナレーション収録

     5時過ぎから淀川ラン 桜宮高校まで 美しき夕景 天満「たくみ」

     K社長に会う 帰宅してDVD ジュラシックハンター D級🎬 長い一日終了

 

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