ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2017/1/27 後悔の確信

バイオリズムの低下ではなく明らかにモチベーションの低下である。

つまり、現実に甘んじて、大望なく、ぬるま湯を良しとしているのである。

望むことと言えば、早く映画がシニア料金にならないかなあ、ってことくらい。

シニア料金になったら月に10本見るのだと。

やりたいなと思うことはある。

でも、ちょっと面倒なこと(解決可能な)があればすぐに諦めてしまう。

いつか確実に後悔すると思うな。

と他人事のように思う。

 

プールで歩く。

夏にはクロールで毎朝400メートル泳ぐのだ。

理想の夏。

叶えたい思いはあるし、プランは考えて、それも実現可能だと思うのだが実行に至らず。

自動的に供される栄養バランスのとれた朝食を惰性で食べる。

これとて誰もが遇されることではない。

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モチベーションと言えばプランク30日間チャレンジもそうだ。

2日間、サボってしまった。

一日に2日分したり、レストをつぶしたりした。

プルプルしながら210秒やってみた。

こんなんでいいのか?

そんな疑問が沸いてしまったらこの根性チャレンジは続かない。

分割グループに入ることを決断。

60秒X4、インターバル30秒で240秒する。

こっちの方が実質トレーニングには有効だとは思う。

でも我慢くらべには負けた。

 

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2017/1/26 停滞

7時起床、順調に体重は増えている。

きょうは六甲に雪は見えない。

日曜日のハーフマラソンから走ってない。

筋トレもしてない。

プランクも周回遅れだ。

体調が悪いわけではないがいわゆるバイオリズムの低下だろうか。

いや、身体的なものではない。

メンタルに締まりがないのだ。

無理せず、最低限の規律を守って、上昇気流を待とう。

無理して、焦って、悪いスパイラルに落ちこまないように。

最低限の規律を守る、というのが肝要。

 

4キロちょっと走る。

最低限の規律。

いつもなら満開のはずの近所の庭のロウバイが今年は遅い。

ちょうど開花する頃に寒波が来たせいだろうか。

夙川公園の白梅と紅梅も開花は早かったが前に進んでいない感じ。

なんだか自分の今の状態と似ている。

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2017/1/25 規律がゆるむ

朝、起き抜けに六甲を見るという風雅な日課とは別に冬の朝はもうひとつの日課がある。

朝イチで小用に立つとき、冬季は備え付けにしている小さなセラミックヒーターをつける。

旧式で耐用年数を超えたのかすぐには温まらない。

僕とヒロ、その日に早く起きた方がオンにしたまましばらく温める。

遅く起きた方は少しだけあたたかいトイレが使える。

 

思い出すことがある。

10年以上前に車で義父の姉の家を訪ねたことがある。

その人は八十代で身寄りが誰もいなくなり淡路島の古い民家に独りで暮らしていた。

古い農家で便所は母屋になくボットン式のものが庭先の小さな小屋にあった。

冬になるとその便所のことを思い出す。

寒い朝は辛いだろうな。

土砂降りの日も辛いだろうな。

夜中は怖いだろうな、と。

セラミックヒーターで温められた居心地の良いトイレでそんなことを思い出した。

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岡山県のCMを見つけた。

岡山弁の女子高生には強い印象がある。

青春18きっぷで西へ旅したときとか、一時期、仕事で高松へ通っていた頃に岡山の電車に乗った。

通学時に高校生や中学生と乗り合わせた。

彼女らがクセの強い方言で話しているのを耳にした。

関西でもない、広島でもない岡山の方言。

桜井日奈子って娘は知らなかった。

「岡山の奇跡」と言われてるらしい。

桃太郎役の前野朋哉は朝ドラや「重版出来」に出ていた俳優だ。

歌をうたっている葛城ユキも岡山出身なのか。

この三部作、地方っぽいユルさがいいな。

 

有名になった宮崎県のスキー場のCMに似ている。

これが五ヶ瀬スキー場の最新ミナミちゃんCM集。

ちょいエロ路線は少し薄れてるけど2016年のトレンドも混ぜていつもながら上手い。

 

その五ヶ瀬スキー場のHP。

トップページにいきなり「ねえ、お願い…」だもんな。

五ヶ瀬ハイランドスキー場

 

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2017/1/24 冬の真裏

先週に六甲が雪化粧してから起き抜けに玄関のドアを開けるのが日課になっている。

今朝もいい感じで山が白く染まっている。

稜線付近は氷の森だろう。

昼過ぎになると融けてしまう。

朝だけのお楽しみ。

 

中央ちょっと左寄り、鉄塔が立つピークが最高峰(932m)

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六国展望台のあたり。

標高800メートルくらいだろうか。

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我が家から西方面を望む。

長峰山から摩耶山にかけての700mあたりも霧氷がついている。

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WEB日記を毎日ずっと記していると自分なりの楽しみがある。

去年のきょう、5年前のきょうの日記を見る楽しみ。

楽しいのは自分だけだと思うが…。

毎日のようにこれだけ寒いと夏なんてこの世界にあるのか?と疑う。

たまに一年の真裏の日記を呼び出してみる。

色彩豊かでコントラストの強い写真を見てこの素晴らしい世界を実感する。

きょうの真裏は7月24日か…。

その頃は天神祭で一年で一番暑いと言われる季節。

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2017/1/23 洛北寒夜アルザス讃歌

京阪電車にて上洛、みぞれ降りしきる出町柳で叡山電鉄に乗り継く。

厳冬の洛北、湿雪降る一乗寺の「アルザス」にてワインと仏蘭西家庭料理を堪能す。

フランスのアルザス地方はドイツとの国境地帯にあり、戦争のたびに帰属を変えた地域。

ドーデの「最後の授業」など悲しい物語が有名、母国語の話ですね。

豚肉やじゃがいもを中心とした田舎料理はフランスとドイツのいいとこどりした味わい。

不肖、私も学生時代に「地球の歩き方」片手にアルザスの中心都市ストラスブールを訪れた。

こじんまりとした街、駅前食堂で食べた煮込み料理とフランスパンとビール、旨かったなあ。

 

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3年前の初夏、初めて「アルザス」という店を見た。

たまたま鞍馬へ行き、眼鏡堂店主が行きたいという一乗寺の恵文社へ寄った。

一乗寺は以前に3本立ての映画館があったので若い頃はちょくちょく来ていたが、

映画館がなくなり、ジャズ喫茶もなくなった。

以後はウッドノートというアイリッシュやフォークソングのライブをやる店に何度か来たくらい。

そういえば一乗寺に「アルザス」ってA木のオススメの店があったなあ、と思い出した。

どれどれ、A木推しの店ってどんなとこだ? と何も期待せずに見にいった。

ラーメン屋や民家が並ぶ中にぽつんと仏蘭西があった。

一目見て、これは本物かも? と。

その日は赤垣屋に決めていたのでアルザスは行かずじまい。

帰ってネットで調べたら旨い安い雰囲気良し、しかもかなり個性的。

俄然行きたくなった。

 

で、予約して行ったのが半年後の秋。

ブロンプトンで大原三千院を往復したミニツーリングのあとだった。

 

翌年の秋にも行った。

なぜかアルザスで飲み食いした日はイベントてんこ盛りで日記に残せていない。


 

自宅マンションから真北の方角、甲東園とか仁川あたりは雪だろうか。

これは京都も降ってるな。

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一旦、局に出て雑用を済ませ京阪特急で終点の出町柳まで行く。

途中、枚方市で座れた。

ファミマで買った玉の光の純米吟醸缶と渚あられと薩摩揚げで吞み鉄京阪本線。

出町柳は湿雪が降っていた。

 

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この本の冒頭で紹介される「草魚」という店は閉店してしまった。

京都の中華 (幻冬舎文庫)

京都の中華 (幻冬舎文庫)

 

 

*このときは眼鏡堂氏が風邪でダウン、A部氏とたすくさんとライターの4人だったかなと記憶する

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鰯の香草焼き、いつものボリュームたっぷりの自家製パン。

長細いのがお店で焼いてるバケットらしいです。

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人参とココヤシのサラダ。

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仔牛のカツレツ。

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タラのフライ。

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豚の血のソーセージ、マッシュポテトを添えて食べる。

血の入ったソーセージはブータン・ノワールというらしい。

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京都洛北の地より鉄道会社4社を乗り継いで帰宅する頃には小腹が減っていた。

食べてはダメなのはわかっちゃいるけど…かけうどんにコロッケを添えて、をやってしまった。

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